特に大病院で「診察を担当する医師」を選べないのはなぜ!? 現役医師がその理由を解説 (2/2ページ)
しかし、病院側としてはできるだけその要望にこたえようとはするものの、マンパワーには限界があるとともに、分担して診療を行わなければ病院として機能しなくなってしまう。
特に大病院では、診察する医師を指名できることは多くはない。
せっかく大病院を受診して、あの名医に診察してもらえると思ったのに残念だ、という患者の声も多い。
海外では医師が指定できる国も一方、海外では診療する医師を指名できる国もある。
しかし、多くの場合には、指名料金が発生する。
また、国民皆保険制度がない国では、自分自身で医療保険に入るが、医療保険でカバーされている医療機関や医師しか受診できない場合もある。
どの病院でも自由に受診できる日本と、追加料金を負担しつつも好きな医師まで選べる制度がある国と、どちらもメリット・デメリットがある。
いずれにせよ、今後議論していくべき話題のひとつだ。
執筆者:あやたい
医療制度や医療職・医療現場が抱えるさまざまな問題について考える医師。
日々変わっていく医療現場から生の声や、日常に役立つ医療知識を発信したいという思いで執筆。