「電話中につい大声を出してしまった私。後ろから強面グラサン男に声を掛けられ、聞こえないフリをしていたら...」(福岡県・30代女性) (2/4ページ)

それからも「申し訳ございません、なるべく急いで向かわせます」との言葉を信じて待っていたのですが、始発の時間が迫り気持ちばかり急いてオロオロとしていました。
すると、後ろからかなり恰幅の良い男性に「あの、ちょっとよろしいですか?」と声を掛けられました。
歳は私と同じか少し若いくらいですが、サングラスをして変わった柄のサンドバッグを持った強面の方。見た目はアッチ系に見えました。
何度も声を掛けてきて...もしかしたら、さっき電話してる時に大きな声を出したことで注意をされるのかも。怖くなった私は恥ずかしながら聞こえないフリをしてしまいました。
ですが男性は何度も声をかけてきます。勇気を出して振り返り「私ですか?」と聞くと、男性は
「もしかしてタクシーがつかまらんのやないですか?」
と尋ねてきました。キョトンとする私に続けて
「もしよかったらなんですがタクシー乗っていきます?」
最初は突然の言葉に意味が分からず戸惑っていた私に、男性は丁寧に説明してくれました。
どうやら男性の知人が私と同じ便の特急に乗らなければならないらしく、またご自身は別の場所に向かうためタクシーを2台呼んでいたようです。
私が特急に間に合わないと叫んでいたのを聞いていたらしく、声をかけてくださったというのです。
「時間に間に合わんとマズイでしょ?タクシー来るまでも少し掛かるんやけど良かったら使ってください。