「人任せ」と「上司ガチャ」中小企業の採用・育成がうまくいかない真の理由 (2/2ページ)

新刊JP

中小企業では総務人事部門の社員が通常業務と採用活動を掛け持ちすることが多いが、だからといって求職者に訴求するための自社PRが熱意を欠いたものになったり、使いまわしになったりすると、結局それは人材不足という結果になって企業にはね返ってくる。

■育成が「上司ガチャ」では定着率は上がらない

また、採用した人材の定着率の悪さは、人材育成が「現場任せ」になりやすいことが原因となっていることが多い。新入社員をいつ、だれが、何を、どのように育成するのかについての方針が定まっていないため、育成自体が配属先の上司に一任されてしまうことがあるのだ。

結果として、指導が上手な上司の下に配属された新人は着実に成長し、活躍するが、そうでない上司の下についた新人は成長スピードが遅く、会社への不満を募らせて離職してしまうという結果になりやすい。採用した人材が会社に定着するかどうかが「上司ガチャ」次第になってしまうのは、やはり会社としては問題だろう。人材の育成には、やはり会社がかかわるべきなのだ。

ここでとりあげた中小企業にありがちな採用活動や人材育成に心当たりがある人は少なくないはず。もし自分の会社が採用や育成で苦しんでいるのなら、本書を片手に自社のやり方を見直してみると、結果も好転していくはず。

採用も育成も、うまくいかないのは「中小企業だから」ではない。やり方次第では大企業と伍して戦える。本書はそんなことを教えてくれる一冊だ。

(新刊JP編集部)

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