太陽光だけを利用し周囲の空気から飲料水を採水。持ち運び便利な小型装置が開発される (2/4ページ)

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・太陽光で空気中から飲料水を採取する小型装置を開発
 今回、カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが開発した携帯用「水ハーベスター」は、「金属有機構造体(MOF)」というものを利用している。

 MOFとは、金属と有機物を組み合わせて作られる次世代材料のこと。金属の丈夫さと生き物のような柔軟性をあわせもつのが特徴だ。

 だが、ここで重要なのはMOFのもう一つの特徴だ。それはナノレベルの極小スケールで見ると、規則的な格子構造をしていることだ。

 それを理解するには、子供の頃に遊んだジャングルジムのような構造を想像してみればいい。ジャングルジムはフレームが規則的につながって、四角い部屋がいくつもあるような感じになっている。

 MOFもまた、そのようなナノレベルの空間が開いている(つまり多孔質なのだ)。そして、ここに空気に含まれている水分を上手に吸収し、蓄えることができる。

 研究チームを指導するオマール・ヤギ教授らの実験によれば、1日でMOF1キロあたり285グラムの水を吸収できることが確認されている。つまりほぼコップ1杯分だ。

 そして、その85~90%を飲み水として取り出せるという。
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