広島・栗林、青木頭部死球で投球が崩壊? 過去には球団OBもマウンドで恐怖、今後に尾を引く深刻な問題は (2/2ページ)
球界では一般的に、頭部死球は当てた投手、当てられた打者のどちらにも残像が残りやすいとされている。
広島では栗林がプロ入りした2021年限りで現役を引退した今村猛氏が、2011年8月7日・巨人戦で長野久義の左側頭部に直撃する死球を与え危険球退場に。試合後すぐに謝罪し受け入れてもらったが、次戦以降の登板では内角球のサインが出るたびに危険球退場の場面がフラッシュバックするため、外角中心の配球にシフトせざるを得なくなったケースが知られている。
栗林は新人から守護神を務めているが、登板時にはかなりの緊張、不安を感じるなどメンタルは弱い方だと過去に公言している。今回の頭部死球の責任を必要以上に感じてしまい、今村氏のように内角球が使いづらい状態に陥る可能性も決してゼロではないだろう。
青木への死球直後はすぐに帽子を取って謝罪の意を示した後、青ざめたような顔で青木を心配そうに見ていた栗林。青木は翌27日・広島戦試合前練習への参加が伝えられファンを安堵させているが、栗林のメンタル面、今後の投球にはもうしばらく心配が集まりそうだ。
文 / 柴田雅人