トム・ブラウン「M-1グランプリに行くまで10年かかりました。年収6万円で…」麻美ゆまのあなたに会いたい!(前編)

日刊大衆

左からトム・ブラウン布川ひろき、麻美ゆま、みちお
左からトム・ブラウン布川ひろき、麻美ゆま、みちお

 今回の“あなたに会いたい”は、お笑いコンビの『トム・ブラウン』さんです。『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)のファイナリストで、肩までかかる長髪が特徴的なのが、ツッコミ担当の布川ひろきさん。坊主頭で少し強面のみちおさんがボケ担当です。お二人はコンビを結成して、今年で14年目。『M-1』で脚光を浴びるまで、10年間、売れない時代が続き、年収が6万円だったこともあるそうです。そんなお二人の壮絶なサクセスストーリーを今回、聞かせてもらいました。

ゆま「初めまして! 麻美ゆまです」

みちお「よろしく、お願いします。ふだん、女性と縁遠い生活を送っているので、緊張しています(笑)」

ゆま「ええ!? 絶対、そんなことないですよね? お笑い芸人さんって女性人気が高いじゃないですか!」

布川「いえ。僕たちは単独ライブをやっても、9割が男性です。うち、7~8割がハゲかロン毛ですね」

ゆま「アハハ。でも、1割は女性なんですよね」

みちお「女性は鬼ギャルか主婦ですね」

ゆま「お客さんも濃い人が多いんですね。なんとなくですが、トム・ブラウンさんなら、なんでも受け入れてくれそうな気がします。女性といえば、みちおさんは以前つきあっていた人がシングルマザーで、全身タトゥーに顔はピアスの穴だらけだったんですよね」

みちお「そこまで知ってくださっているとは(笑)」

布川「うれしいですね~」

ゆま「アハハ。お二人がコンビを結成されたのは2009年で、もう14年目になるんですよね。キッカケは何だったんですか」

布川「みちおは、同じ高校で柔道部の後輩だったんです。当時から面白かったので、高校時代に僕から“お笑いを一緒にやらないか”と誘ったんですが、みちおに“プロスノーボーダーになりたい”という理由で断られて……。結局、その夢はかなわず、私自身はお笑いを始めたんですが……気づいたら、みちおが別の人とコンビを組んでいたんです」

ゆま「ええ!?」

布川「ところが、みちおは誰と組んでもうまくいかず、毎回、コンビが変わっていました。その理由が知りたくて、みちおと組んでいた相方に話を聞いたら、“あいつ、何を言っているか、よく分からない”と(笑)」

みちお「ぐへへ」

布川「まあ、自分は高校時代から、みちおを知っているから、もう一度、誘ってみようと思って、久しぶりに飲みに誘ったんです。“一緒にやらない?”と言ったら、こいつはビールジョッキを手に“今日は、いい酒になりますね~”と……ほんと、何言ってんだ、こいつと思いましたよ(笑)」

みちお「あのときはビールじゃなくて、日本酒ですよ」

布川「どっちでもいいよ!」

■極貧時代をしのいだ二人の節約メシとは

ゆま「アハハ。それは何歳のときだったんですか?」

布川「24~25歳だったかなぁ。それから『M-1グランプリ2018』の決勝に行くまで10年かかりました」

みちお「ほんと、長かったです。年収6万円とかでしたし……」

ゆま「年収? 月収じゃなくて? 月収6万円でもキツいと思うんですけど」

布川「年収です(笑)。西荻窪の駅前にブルーシートを敷いて、酒を飲んでいた時代もありました……」

ゆま「そ、それはまた、すごい話ですね」

みちお「当時は毎日、お笑いをやめたいと思っていたので、同志が集まる“お笑い芸人やめたいヤツ、集まれ”というグループラインにも参加していました」

ゆま「そんなのがあるんだ……(笑)」

みちお「メンタルも相当ヤバくて、みんなで傷を舐め合っていましたね」

ゆま「食事とかは、どうされていたんですか?」

布川「僕は当時、某ファミレスを活用していました。そこは朝食セットが290円で、ごはんは食べ放題。さらにアンケートに答えると、コロッケも1個ついてくるんです。そこで腹いっぱいにしておけば、次の日まで持つんです」

みちお「冬眠前のクマみたいなものですよ。自分は、一袋30円のモヤシを買ってきて、それで“モヤシ丼”を作っていましたね」

ゆま「モヤシ丼!? 聞いたことあります!」

みちお「まず、9割のモヤシを細かく刻んで、米粒ぐらいの大きさにするんです。これを砂糖で炒めます。そして、残りの1割を、しょうゆで炒めて、それを米みたいに刻んだモヤシの上にのせれば完成ですね」

ゆま「全然、想像していたものと違いました……」

みちお「あとは、サッポロ一番のラーメンを粉々に砕いて、たっぷり水分を含ませるんです。すると、おじやっぽくなるので、卵を1個だけ入れて食べると、めちゃくちゃうまいですよ」

ゆま「確かにおいしそう!ちなみに、サッポロ一番の何味がオススメですか?」

みちお「塩ですね」

布川「今も、みちおはラーメン店に行くと、麺を“柔やわめ”で注文するんです」

ゆま「硬めで注文する人は聞いたことありますけど、柔めって……(笑)。貧乏だった時代の名残なのかな」

みちお「はい。柔らかいほうが抵抗なく食べられるし、歯にも優しいです!」

布川「おじいちゃんかよ」

ゆま「アハハ。そんな生活を10年も続けてきたお二人が、2018年に、ようやく『M-1グランプリ』の決勝に上りつめて、一躍、人気芸人になられたんですもんね。そのときのお話も聞かせてください!」(次号につづく)

トム・ブラウン ツッコミ担当の布川ひろきとボケ担当のみちおによるお笑いコンビ。『M-1グランプリ2018』を機に大ブレイク。
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