【大河考察】小姓たち(井伊直政、森乱)が刀を担ぐ描写、あれはアリなの?【どうする家康】 (3/3ページ)
やはり即応性に富んだ正座(かつ若干腰を浮かせる)が望ましい。
では、どうして本作においては小姓が主君の太刀を担いでいたのでしょうか。制作当局に直接確認した訳ではありませんが、以下の理由が推測されます。
(1)このポーズがカッコイイと思っている。
(2)従来の時代劇にはないポーズをとらせて、奇を衒いたかった。
このいずれか、あるいはどっちもかも知れません。新しい試みとしては興味深いものの、やはり時代劇にはそれに相応しい伝統的な所作というものがあります。
その美しさを堪能するのも時代劇の楽しみですから、斬新さの演出は他の面(史料の解釈など)で追求すべきではないでしょうか。
ともあれ、今後も重大事件が目白押しの「どうする家康」。これからも目が離せませんね!
※参考文献:
『NHK大河ドラマ・ガイド どうする家康 後編』NHK出版、2023年7月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan