関東大震災からの復興へ...希望与えた「震災イチョウ」 猛火の中を生き延びた「奇跡の木」は今ここに在る (2/2ページ)

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幹には焦げ跡なのか、黒くなった部分が見られる。

打ちひしがれた人々の希望の光となったイチョウは、震災の復興計画による区画整理事業の中で切り倒されることになっていたが、当時の中央気象台長の岡田武松氏がそれを惜しみ、復興局長官の清野長太郎氏に申し入れをして現在の場所に移されることに。記者が訪れた23年8月31日13時頃にはランナーやスーツ姿の人々が震災イチョウの周りで束の間の休息をとるなど、憩いの場になっていた。

震災イチョウの周囲の光景。カーブの先端にある木が震災イチョウだ。

大きなイチョウが作る木陰の中で、大災害を乗り換えたその姿をじっと見つめていると、困難な状況になっても必ず立ち直れる......そんなメッセージが聞こえてくるようだ。

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