文科省・宇宙人材育成プログラムに再度採択されました。〜国立高専初の「宇宙工学コース」科目設立に向けて〜 (2/4ページ)

バリュープレス

この中で【専門人材育成】の区分においては、高い専門性と多岐にわたる分野の知識・経験を有し、システム全体を理解して到達ビジョンを持って先端的かつ複雑化したプロジェクトを牽引できる人材を育成する基盤の形成を目指します。
 本校を中心とした「全国高専宇宙工学コース設立による実践的宇宙人材育成の展開」では、これまで高専間で連携して行ってきた衛星開発に関する教育コンテンツ(高専スペースキャンプ等)を基に、「宇宙工学コース」としての正規科目を設定し、これらを履修することで宇宙工学に関する単位を取得できる制度の樹立を目指していきます。具体的には、「①CubeSat開発基礎講座」「②企業・大学主体の社会実装講座」「③国際交流」を3本の柱として取り組み、宇宙業界における人材育成拠点としての高専のプレゼンスを高めると同時に、社会的ニーズに基づいた「マーケットイン」の発想で衛星開発が行える次世代の宇宙人材育成を行います。実施予定期間は令和5年10月から令和8年3月までで、実施予定総額は3900万円です。

①CubeSat開発基礎講座
 令和5年9月5日に地球1万周を迎える国立高専初のCubeSatとなるKOSEN-1衛星により、衛星開発と運用の多くのノウハウが蓄積されました。これらをベースに、今後打ち上げ予定のKOSEN-2R衛星やKOSEN-3衛星のCubeSat開発を題材とした、ものづくり教育やPBL教育等の要素を併せ持った教育プログラムを策定し、国立高専機構と連携した正規カリキュラムとして高専生に学習機会を提供します。

②企業・大学主体の社会実装講座
 企業と連携して人工衛星データの社会実装をテーマとした講座を充実させ、世界標準である「マーケットイン」の発想を浸透させ、高専生が卒業後に宇宙業界で活躍できるような体制を整備します。新居浜高専に設置された2.4mパラボラアンテナを使った衛星通信に関する実習も行い、衛星開発と運用に関して実践性の高い講座内容とします。

③海外組織と連携した宇宙を題材とした国際交流
 タイ高専等の海外組織との連携を強化し、英語でのコミュニケーション能力を向上させ、変化が著しいCubeSatと宇宙業界について国際的な状況に応じて多様に対応できる人材を育成します。

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