「お気をつけてお帰りください」は上司に使っても大丈夫? 意外と知らない敬語 (3/3ページ)
ただし、「お気をつけてお帰りになられてください」は、「お帰りになる」と「帰られる」という尊敬語を二度使用している形になるためNGです。
丁寧な表現にしようとすると、つい二重敬語になってしまいがちになるため気をつけましょう。
◇(3)気配りのある表現を心掛ける
「お気をつけてお帰りください」は、帰宅する相手に対して台風や大雨、地震といった悪天候や災害で、交通の便が乱れている時の別れの言葉としても使うことができます。
しかし、普段と違って帰宅や帰社するまで時間が掛かりそうな状況の時は、このフレーズだけでは心が込もっていない印象を与えてしまうかもしれません。
そんな時は、「道中、雨で足元が悪くなっているかと思いますが、どうかお気をつけてお帰りください」といった、具体的に気遣う表現を付け足すのがおすすめです。
大切なのは、相手が安全に帰ることへの気配りを示すことだと覚えておきましょう。
■「お気をつけてお帰りください」の言い換え表現
「お気をつけてお帰りください」は、そのままでも幅広い相手に使えるフレーズですが、似た意味を持っている類似表現を知ることで、さらに適切なあいさつができます。
ここでは「お気をつけてお帰りください」の2つの言い換え表現を紹介します。
◇(1)「お気をつけてお帰りくださいませ」
「お帰りください」よりも柔らかく、優しい印象を与えたい時は「お気をつけてお帰りくださいませ」を使ってみましょう。
語尾に「ませ」を加えるだけで、より丁寧な表現にすることができるのでおすすめです。
◇(2)「またのお越しをお待ちしております」
お客様が帰る時の言葉として、「また会いたい」「また来てくれることを願っている」といった意味で「またのお越しをお待ちしております」があります。
次につながるようなポジティブな言い回しになるため、接客業や取引先の相手が帰る時など、前向きな言葉を掛けたい時に使いたい表現です。
■「お気をつけてお帰りください」は相手の道中を気遣う時に使える言葉
「お気をつけてお帰りください」は、お客様を見送る時やこれから会社に帰る上司への気遣いの言葉として使われます。
使用シーンはさまざまですが、共通しているのは相手の道中の安全を願っていること。
上司や取引先の人などの目上の相手に用いることが多いフレーズですので、ぜひ使い方をマスターしてビジネスシーンで生かしていきましょう。
(にほんご倶楽部)
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