91歳の現役医師がすすめる認知症にならないための生活習慣とは (2/2ページ)

新刊JP

本書では後者の方を懸念している。
認知症を防ぐうえで大切なのは「思い出す」という作業。もの忘れ自体は誰にでもあるもので、その忘れた物事を思い出そうとすることが脳の血流を増やすことにつながり、認知症への移行を遅らせるという。

人の顔は浮かぶのに名前が出てこない。こんな時、一番良くないのは思い出そうとする作業を諦めてしまうこと。自分自身が思い出す作業を諦めないとともに、周りに思い出せない人がいたら、声をかけて思い出す作業を助けてあげることも大切だ。

誰にとっても無関係ではなく、誰でもなりうる認知症は予防する意識を持てるかどうかで、その後の人生が大きく変わる。

本書では、そのために何をすべきか、何をしない方がいいのかを解説していく。「人生100年時代」も、心身が健康で頭が冴えてこそ楽しめる。人生を最後まで味わうために、一読の価値がある一冊だ。

(新刊JP編集部)

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