3000回遭遇の名人ら激白!秋の凶暴クマから「命を守る」5か条

日刊大衆

写真はイメージです
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 列島がクマの被害に見舞われている。

「熊に襲われた人の数は、4月からの半年間で109人と過去最悪。17道府県で死傷者が出ていて、年間の被害者数が過去最多になることは確実です」(全国紙社会部記者)

 もはや、クマの活動領域は山中だけではない。

「富山県では17日、自宅敷地内で70代女性がクマに襲われ、頭と顎に深い傷を負った遺体で発見されました。東京の町田市でも目撃されるなど、住宅地でも安心はできません」(前同)

 犠牲者出た富山県で対策に当たる自然保護課の県職員は、こう話す。

「現状、前年と比較して7倍ものクマが出没する異常事態です。毎年、山のドングリを調査していますが、今年は例年にない凶作。エサを求めているのでは」

 富山市では、警察と猟友会が連日、パトロールする厳戒態勢の日々だという。

「死亡事故が起きた家には柿の木がありました。“放任果樹”はクマを招くので、除去するよう呼びかけています。最近のクマは倉庫や車庫にまで侵入するので、戸締まりの徹底もお願いしています」(前同)

 これらはクマに遭遇しないための対策だが、もし出合ったら、どうすればいいのか。“クマ王国”日本で生き抜く5つの対策を専門家に伝授してもらった。

(1)自分を大きく見せる

「クマは自分より大きな生き物を怖がる。リュックを振って自分を大きく見せるべきです」(猟友会関係者)

(2)動かずに立ち尽くす

「背を向けて逃げるのは禁物。クマに3000回は遭遇したというツキノワグマ研究家の米田一彦氏の話では、“30メートルほどの距離なら、立ち尽くしていれば、クマは木だと思い通り過ぎる”とのこと。それより近い場合は、後ずさりしながら離れるのが基本だと語っていました」(前出の記者)

(3)大声で追い払う

「クマは臆病なので大声で逃げていくことも。ただし、クマを目の前にして大声を出すのは勇気がいる。米田氏ですら固まってしまい、声を出せないそう」(前同)

(4)首を守って伏せる

「いわゆる“死んだふり”。米田氏は“首を守って丸まるか、伏せる”ことを推奨していました」(同)

 一方、動物研究家のパンク町田氏は、防御に徹するのは最善ではないと言う。

「首をガードして命を守ったとしても、重傷は避けられません。それより棒を振り回すなどクマと距離を取ったほうがいい。クマ被害が多いアメリカでは、戦ったほうが生存率が高いというデータがあります。

 そもそも、クマは人間を恐れるから襲ってくるんです。人間への恐怖を利用したほうが難を逃れやすいのに、死んだふりをすると逆効果になってしまいます」

(5)クマ避けスプレーで撃退する

「これが最も実践的な方法です。ただし携帯用だと数回の噴射で空になるので、遠くから何度も噴射していると、いざというとき役に立たない可能性も。最後の手段として、取っておくといいでしょう」(前同)

 山歩きやキャンプをする際は、心の準備を。

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