「本場中国の人にもぜひ見てもらいたい!」亜空亜SHINさん「変面をきわめるマジシャンの巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます! (2/2ページ)

日刊大衆

「ウエルカムショーで、中国雑技団が変面を披露したんです。力強い演技に魅せられ、感激しました。まさか、後に自分がやるとは思いもしませんでしたが」

 帰国後、奇しくも師匠から、「関西ではまだ誰もやっていない変面に挑戦しないか」と勧められる。弟子の適性を見抜いたのだろう。衣装や道具まで手配してくれたというから、期待の高さがうかがい知れる。

「困ったのは、変面やマジック以外の動きでした。踊りや立ち振る舞いを教えてくれる人はいませんから、中国の動画をスロー再生しながら、所作を独学しました」

 そうして13年、晴れて中国の伝統芸能とマジックを融合させた“亜空亜SHINワールド”を完成させた。初舞台では緊張のあまり、振り付けを飛ばしてしまったという。

 あれから10年、日本の変面の第一人者となった亜空亜SHINさんには大きな夢がある。それは――。

「歌舞伎のテイストを取り入れた私の新しい和風変面を世界の舞台で披露したい。本場、中国の方々にも、ぜひ見てもらいたいですね」

 唯一無二の変面に、世界中の人々が面食らうだろう。

【画像】「変面」にマジックを取り入れ、唯一無二の芸を編みだした

付け替える動作なく、お面がどんどん変わっていく

「変面」にマジックを取り入れ、唯一無二の芸を編みだした

よしむら・ともき「関西ネタ」を取材しまくるフリーライター&放送作家。路上観察歴30年。オモロイ物、ヘンな物や話には目がない。著書に『VOW やねん』(宝島社)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)など
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