「ポンチ絵」って何のこと? 知っておきたいビジネス用語 (2/3ページ)
主に建設業界や製造業で使用されることが多く、新たな企画の立ち上げ時には必ず「ポンチ絵」が描かれます。
例えば、建設業では設計士によって必ず完成予想図が作成されます。完成予想図では、寸法などが細かく書き込まれていますが、「ポンチ絵」はその前段階のざっくりとした概要図です。
そのため、「ポンチ絵を描いて」と言われたら、しっかりと作り込んだ図ではなく「簡単な図案を書いてほしい」ということを指しています。
◇例文
* ・「新製品のデザインについて、簡単なポンチ絵の作成をお願いできますか?」
・「ポンチ絵の段階なので、だいたいのイメージが伝われば大丈夫ですよ」
・「先日ご提示いただいたポンチ絵についてですが、さらに詳細を詰めていきたいと思います」
・「このポンチ絵を見て、ようやく新製品のイメージが湧きました」 *
「ポンチ絵」は建設業界や製造業界でよく耳にする言葉ですが、中にはなじみのない人もいるかもしれません。
上司から「ポンチ絵を出して」と言われて慌てることのないように、例文を参考に正しい意味を押さえておきましょう。
■「ポンチ絵」の類語
「ポンチ絵」という言葉は一部の業界ではなじみの深い言葉ですが、広く一般的に使われている言葉とは言えません。そのため、他業界の人には思うように意味が伝わらないこともあるでしょう。
きちんと正しい意味を伝えるためには、使う相手やシーンに応じて、適切な言葉と使い分けることが大切です。ここからは、「ポンチ絵」の類語を紹介していきます。
◇(1)「概要」
「概要」は、「全体の要点を大まかに取りまとめたもの」という意味を持つ言葉です。例えば、「来週の会議の前までに企画の概要をまとめておいてください」という形で使われます。
「ポンチ絵」のように図や絵ではなく、「ざっくりと内容をまとめてほしい」という時は「概要」を用いるとよいでしょう。