「夢見る若者たちを応援したい!」テルマエ立川さん(59)「料理も一流のミュージシャンの巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます! (2/3ページ)
彼らがエリザベス2世からMBE勲章を授与されたと知り、「自分も天皇陛下から勲章をもらいたい」とミュージシャンを志す。
高校時代には早くもギターでオリジナル曲を演奏し始め、卒業する頃にはバンドでプロダクションに所属するほどの腕前となった。しかし人気は爆発には至らず、母から「そろそろ別の仕事を」と勧められる。
「高校時代から喫茶店のキッチンでバイトをし、料理には自信がありました。音楽に心残りはありましたが、“どうせなら、とことん、やろう”と料理人の道へ進んだんです」
そうして料理の才能が開花。フレンチ、イタリアン、スペイン料理を習得し、一時期は3軒を同時に回すほどの、人気オーナーシェフとなる。しかし……。
■幽体離脱したり、妖怪の爪の引っかき傷が体中に
「忙しすぎて鬱になり、それを機会に幽体離脱したり、悪霊に取りつかれたりするようになったんです。写真を撮れば幽霊が写るし、妖怪の爪の引っかき傷が体中に残るようになりました」
そうしてレストラン全店をたたみ、心療内科に通いつつ、忘れていたギターを再び手にし、音楽と料理をともに楽しめる現在の店を開いたのだ。
「小さな店ですが、これからは、ここで、夢を見るアーティストを応援していきたいです」
アーティストたちの活動の場を広げるため、地域の音楽フェスティバルを開催しているテルマエ立川さん。ここでオムライスを食べた若者が将来、東京ドームのステージに立つ日が訪れるかもしれない。