ものまね芸人モリタク!「モノマネのコツはドラマや映画を“半笑い”で見ることです(笑)」麻美ゆまのあなたに会いたい!(後編)
前回に続いて、モノマネ芸人・モリタク!さんとの対談です。
一瞬にして本家そっくりの顔になってしまうほど、“顔マネ”が得意なモリタク!さん。今から18年前、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の人気コーナー、“街のそっくりさん”で、「目が死んでいる、ゆってぃさん」で衝撃デビューをされて以降、今や中居正広さん、『千鳥』の大悟さん、いしだ壱成さんなど、顔マネのレパートリーは約50種類もあるんです。
ただ、やっぱり怒られることもあるようで……。
ゆま「ついに、中居正広さんの番組に呼ばれるまでになられたんですね」
モリタク!(以下、モリタク)「はい。目の前で中居さんの“顔マネ”を披露させてもらったところ、“おまえが俺のモノマネをするのは、来世になっても、絶対に認めない!”と」
ゆま「ひぃえー! メチャクチャ怒っているじゃないですか」
モリタク「でも、その後に“俺が認めないと言っているのに、おまえがそれをやり続けることは認める”と、なんだかすごく難しい言い回しをされたんです(笑)」
ゆま「ん? えっと、それって……結局は認めてくれているってことですよね」
モリタク「はい。難しい言い回しでしたが、スタジオは大爆笑で……。中居さんは芸人さんを、おいしくイジる演出が本当に上手なんですよね。
収録が終わった後、“公認されてうれしい? ああいうほうが面白いでしょ”とおっしゃったんです。いやあ、感動しました」
ゆま「いいお話です。私もホッとしました」
モリタク「おかげさまで、今も中居さんの顔マネは堂々とやらせてもらっています。ただ、僕としてはいまだに一番、自信がないんですよ」
ゆま「え? 中居さんのモノマネが?」
モリタク「はい。自分でも見れば見るほど“似てない”と思ってしまうんです。サングラスをかけたり、ニット帽をかぶったりして、できるだけ寄せようとはしているんですけど……」
ゆま「そうなんですね。ふだん、顔マネの練習は、どんなふうにされているんですか」
モリタク「お風呂に入りながら鏡を片手に、ずっと変顔をしています(笑)。特に、顔マネは表情筋を柔らかくしておくのが大事なので」
ゆま「アハハ。想像すると、だいぶ怖いですね」
モリタク「ヤバいですよ(笑)。あとは当然、モノマネをさせてもらう方が出演されているドラマや映画は何度も見ますね」
ゆま「ちょっとしたしぐさがそっくりなのは、そういう努力をされているからなんですね」
モリタク「これは僕が先輩のモノマネ芸人に教えてもらったやり方なんですが、“半笑い”でドラマを見るのがコツなんです」
ゆま「半笑い? ちょっとバカにしている感じ?」
モリタク「そうです。あえて意地悪な目で見るんです。たとえば、京本政樹さん。少し物寂しげな表情で空を見上げているシーンだけでも、様になりますよね」
ゆま「はい、カッコいいです」
■モリタクが絶賛するゆまチン
モリタク「でも、一歩引いて見ると“何やってんだ、あんなところで一人カッコつけて!”という意地悪な見方もできるんです(笑)」
ゆま「た、確かに……」
モリタク「そういう半笑いの気持ちで作品を見ることで、その人の特徴や印象に残るしぐさも見えてくるんです。だいぶ性格が悪いですけどね」
ゆま「なるほど! 私も今度からそういう目でドラマや映画を見てみようかな」
モリタク「いやいや、普通に楽しめばいいと思いますよ。あくまでモノマネの練習として、です」
ゆま「そうですよね。あ、私ばかり、いろいろ質問していましたが、モリタク!さんから何かありますか?」
モリタク「お! いいんですか。実は僕、モロに麻美さんの世代でして……レンタルビデオ屋で作品を、よく借りていました」
ゆま「本当に!? うれしい。最近、面と向かって言ってくれる人が減っていて(笑)」
モリタク「天使のように輝いていました」
ゆま「そんなに褒めてもらえると恥ずかしいです(笑)」
モリタク「いやあ、今日は、お会いできて本当に良かったです」
ゆま「ウフフ。私も、お会いできて、すごく楽しかったです。
雑誌の誌面では、モリタク!さんの顔マネを見せられないのが残念ですけど、ぜひ読者の方もテレビやユーチューブなどで、モリタク!さんのモノマネを見てみてくださいね。ホントに一瞬で、そっくりになられるので、ビックリしますよ」
モリタク「ありがとうございます!」
ゆま「こちらこそ、ありがとうございました!」(おわり)
モリタク! 1984年1月20日、兵庫県生まれ。中居正広や『千鳥』大悟、いしだ壱成など、モノマネのレパートリーを多数持つ。