これは面白そう!葛飾北斎が描いた”勝負もの”作品にフォーカスした企画展「いざ、勝負!」が開催 (2/3ページ)
『絵本武蔵鎧』より武田信玄vs上杉謙信(北斎館所蔵)
『新編水滸画伝』より武松vs大虎(北斎館所蔵)
「勝負」をテーマに取り込んだ作品としては、天保七年(1836)に刊行された『絵本魁』や 嘉永三年(1850)に刊行された『絵本和漢誉』などの歴史上の武将を描き上げた版本作品が挙げられます。『絵本和漢誉』は、日本と中国で誉高い武人を取り上げたものです。英雄たちの力強い姿絵や戦闘シーンは迫力がありながら、髪の毛の一本一本やこまごまとした衣装細工からは繊細な筆遣いが感じられます。
『近世怪談霜夜星』より怨霊vs伊兵衛(北斎館所蔵)
江戸の文化の中にも様々な「勝負」は溢れています。剣や槍の試合稽古、馬術などの競技は武士たちの間で盛んとなり、現代でも人気高い相撲は江戸の人たちを熱狂させました。