紫式部『源氏物語』の主人公のモデル候補、多すぎ問題…議論に上がる人物を一挙紹介!【中編】 (3/3ページ)

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なお、藤原道長の父・藤原兼家についても、彼の兄の死後、中央政権に返り咲くという点で光源氏に似ているという説もあります。光源氏も須磨へ蟄居し、その後政界に戻っています。

中宮定子の兄!藤原伊周(ふじわらのこれちか)

藤原伊周は、漢詩や和歌に秀でた才能があり、『枕草子』や『栄花物語』によると、容姿も優れていたといいます。また、藤原道長との権力闘争に敗れ、左遷されています。これらが光源氏との共通点です。

ちなみに、大河ドラマ『光る君へ』では、三浦翔平さんが藤原伊周を演じます。

プレイボーイ!藤原実方(ふじわらのさねかた)

貴族・藤原実方も光源氏のモデルの一人と考えられています。風流でイケメン、女性との付き合いも派手だったと言われています。20人以上もの女性と浮名を流したとされ、そのうち一人は清少納言だったそうです。また、一条天皇の前で藤原行成と口論になり、陸奥に左遷されています。

出自については光源氏との共通点はないものの、プレイボーイだった点や左遷された点などの類似がみられます。

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次回、後編に続きます。

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