あなたの不調、実は歯ぎしりや食いしばりが原因かも? 歯科医が教える歯ぎしりの原因と治療方法 (2/2ページ)
」と来院されました。しっかりメンテナンスに通われている患者様で、前回の来院時、虫歯はおろか歯肉炎も無い状況だったような・・・と思いつつ、お口の中を確認。やはり虫歯を確認できず、歯茎に炎症も確認できませんでした。そこで、歯ぎしりの既往歴があった事を思い出し、最近の生活変化などをさらに丁寧に問診すると、朝、職場に到着する頃から歯が痛くなり、1時間程で症状が和らぐとの事でした。出社後の歯の痛みから、通勤中の「歯ぎしり」や「食いしばり」を疑い、スプリント療法を勧めました。このような「歯ぎしり」や「食いしばり」の治療方法はスプリント療法という、マウスピースによる治療です。
どのように治療するのでしょうかその患者様には、以前からスプリント療法について説明していたので、すんなり受け入れて頂きました。結果、たった1週間で症状が緩解したと報告がありました。このように経過良好にいくケースは稀かもしれません。この患者様は常にしっかりとしたメンテナンスに通院していたので、虫歯や歯周病が原因では無いことを早い段階で判断する事ができ、今回のスプリント療法につながったと思います。
皆さんも、なんか歯や歯茎が痛い、あるいは奥歯のあたりに違和感がある、などあれば、ぜひ、「歯ぎしり」や「食いしばり」を疑って、歯科を受診してみてください。

-執筆者プロフィール –
まつむら歯科クリニック
院長 松村賢
<経歴>
奥羽大学歯学部卒業(医師免許取得)
古川民主病院 臨床研修終了
東北大学大学院歯学研究科博士課程修了(歯学博士)
仙台市内歯科クリニック 分院長
まつむら歯科クリニック開院