現代にも残る日本の「禁色(きんじき)」とは?そしてたった二人だけが袖を通せる、その名も「絶対禁色」 (2/3ページ)
黄櫨染(こうろぜん)
平成生まれの人でなければ、今上天皇が「即位の礼」でお召しになった金茶色の袍の色を覚えているのではないでしょうか?あの色が「黄櫨染」で、21世紀の現代においても、天皇以外は着ることが許されない日本の禁色です。
山櫨の樹皮と赤の染料である蘇芳の芯材から染めた色で、この色を出すのはとても難しいのだそうです。熟練の染師でも毎回同じ色に染め上げることが出来ないくらいで、歴代の天皇で若干の濃さの違いがあるようです。
そして、もうひとつの禁色は皇太子の袍の色と決められた「黄丹」(おうに)です。
黄丹(おうに)
この鮮やかな赤橙色は、日本の皇太子のみが着ることのできる色で、昇る朝日の色と言われています。