飼育員「ニオイで白飯3杯はいける」 カワウソ臭が染みついた「クサクサ朝採れ毛布」嗅げるイベント開催決定 (2/3ページ)

同館飼育スタッフでカワウソ担当の芦刈治将さんによると、一般的にはカワウソはオスの方がニオイが強い。
ウエス(カワウソの展示水槽内に入れている布類)に付着するニオイはメス3頭分でもオス1頭分には敵わないレベル。
「オスはちょっと酸っぱい系でツンと来るニオイで、飼育スタッフの体や服にもニオイが移るくらいの感じ。オスのウエスは鼻を近づけて思いっきり吸い込むことができません」(芦刈さん)
そんなニオイを、どうして来場者に嗅がせたいのだろうか?
「見た目や仕草以外の魅力も感じてほしい」カワウソはその見た目と動きなどから「カワイイ」という認識が広く伝わっていて、水槽前でも「カワイイ」という声以外はあまり聞いたことがない、と芦刈さん。
しかし、飼育している側としては、直に接しているからこそ感じられる更なるカワウソの魅力、生物としての情報も伝えたいと思っているという。
「カワウソを間近で見ていて感じられるものの中で、非常に大きな部分に『ニオイ』があります。そのニオイをお客様にも体感して頂くことにより、直接的に訴えかけることができるのではないかと思いました」(芦刈さん)
飼育スタッフにとって、そのニオイはたまらないもののようだ。プレスリリースにはこんな画像も掲載されていた。

普段は感じる機会がないカワウソの「リアル」。飼育スタッフを魅了する「ニオイ」。カワウソたちは個体ごとにもニオイが違うが、飼育担当者は確実にニオイを嗅ぎ分けられる「カワウソニオイソムリエ」なんだとか。すごい特殊能力だ。