電線にぶら下がって電力を補給し長時間飛び続けられるドローンを開発 (2/4ページ)
これによってグリッパーが電線を挟むようにすっと密着。同時に磁気制御回路が作動して、グリッパーに電力を供給し、グリッパーをきちんとグリップ(掴む)させる。
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こうしてドローンは電線からぶら下がりながら、ワイヤレス充電器から充電する。
ぶら下がっているので、充電中に飛行するための電力が消費されることもない。そして充電が完了すれば、グリッパーが開いて、ドローンは再び飛行を開始する。
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・現在テスト中、開発が進めば短い充電で長時間飛行が可能に
デンマーク、ハンス・クリスチャン・アンデルセン空港の電線で行われたフィールドテストでは、重量4.3kgの実験機が、途中5回のバッテリー充電を繰り返しながら、2時間以上送電線の点検を行うことができた。ドローンとしては素晴らしい持久力だろう。
研究チームは現在、もっと離れた場所や悪天候での実験を念頭に、システムの信頼性向上に取り組んでいるそうだ。
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現時点では、電力会社と協力し、送電線の点検を行うドローンへの搭載を想定しているため、電線から供給する電力を使用することは電力会社が負担してくれることとなるだろう。
だが、さらに開発が進めば、より軽量で効率的になり、短時間充電で長時間飛行が可能となるため、様々なドローンサービスに使用できる可能性を秘めているという。