大相撲を飛び出した“流浪の格闘人生”史上初の外国人横綱54歳で急逝…曙vs若貴秘話 (2/2ページ)

日刊大衆

でも最初のほうは、ほとんど勝てなかったんだよ。曙が横綱になってから、作戦を練って勝てるようになったから、“曙キラー”なんてニックネームがついたけど、オレが輝いたのも曙という大きな存在があったからこそ」

ボブ・サップと対戦し視聴率で紅白歌合戦を倒した

 03年には大相撲を飛び出し、格闘家に転身した曙さん。同年大みそかの「K-1」でボブ・サップと対戦し、劇的KO負けを喫す。この世紀の一戦は、瞬間最高視聴率43%で、なんと『紅白歌合戦』を上回った。

「05年からはプロレスラーとしても活躍。抜群の知名度で、特に地方興行では、お客を呼べるレスラーとして各団体から重宝されました」(プロレスライター)

 ただ、大きな体で闘い続けた代償なのか、17年4月に心不全で意識不明の重体となり、緊急入院。その後、闘病生活を余儀なくされた。

プロレスラー夢の対決も

 そんな曙さんと前出の貴闘力氏には、“幻の一戦”があったという。

「14年から、俺もプロレスラーとしてリングに3回ほど立っていて、“最後に曙と戦って引退したい”と思っていた。場所は両国国技館。

 曙には全日本プロレスを連れて来てもらって、9000人入る席のチケットは俺が8割持つという話がついていた。当時の北の湖理事長には、“格安で国技館を貸してほしい”とお願いまでしていたんだけど……」

 だが、その夢の対決は、突然の病により幻となった。

「闘病生活を送っていたのは知っていたけど、病院に行って迷惑をかけるのも気が引けたし、電話しても出ないから行くのを諦めていた部分もあったんだ。でも、関係者を通じて会いに行くべきだった。後悔している。オレより2歳下の54歳。早すぎるよ」(貴闘力氏)

 闘い続けた漢・曙さん、安らかに。

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