ヴァージン航空、乗客が裸で機内を走り回ったため空港へ引き返す事態に
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オーストラリア、メルボルン行きのヴァージン航空が、離陸後1時間半で、出発したパースの空港へUターンする事態となった。
乗客の1人がなぜか暴走モードに突入し、全裸で機内を走り回っていたのだ。男は通路を走り回りながら操縦席のドアを叩き始めたという。
・機内で暴走モードに突入した乗客が、全裸で走り回る
ヴァージン・アトランティック航空は「自分らしく」をモットーとする航空会社だ。だがこの乗客は、さすがにちょっといただけない方向に自分らしさを全開してしまった。
2024年5月27日、オーストラリア、パース発、メルボルン行きのヴァージン・アトランティック航空「VA696便」に乗った男が、出発から約1時間を過ぎたあたりで、突如全裸になって機内の通路を走りまわったという。
男は裸のままビジネスクラスを走り抜けてコックピットのドアを叩いたり、女性客室乗務員を押しのけ床に倒すなど信じがたい迷惑行為をやめなかった。
この騒動により、万が一のため乗客として搭乗していた航空保安官2人が立ち上がり、男の動きを封じることになったという。
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・飛行機は出発した空港に引き返すことを余儀なくされる
その後、男は機内の床にうつぶせに抑え込まれ手錠をかけられた。
この事件により、約3時間半でメルボルンに着く予定だった飛行機が、1時間半で折り返し、パースに戻ることを余儀なくされた。
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パースに到着後、男はオーストラリア連邦警察によって逮捕され、飛行機から下ろされた。
男はその後、精神鑑定をするため病院に連れて行かれたそうで、来月には裁判が行われる予定だという。
ヴァージン・アトランティック航空側は、「影響を受けたお客様に心からお詫び申し上げます」と謝罪を表明している。
References:Virgin flight VA696 from Perth to Melbourne turned back when passenger ‘went bananas’ | 7NEWS / Written by parumo
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