不思議なバスの訪れをずっとずっと待っていたい 六地蔵が見守るバス停があまりにも〝完璧〟 (2/2ページ)
"安房の三名工"の一人で「波を彫らせたら天下一」と謳われた江戸時代の彫物師・波の伊八(武志伊八郎信由)の没後200年記念イベントで大山公民館に寄った帰りだったという。
「田んぼの際に野仏が立っている風景は、なかなか心に響くものがありますが、これを目印にバス停を設置してあるのも良いですね。古い信仰の身近さと現代の営みが並んでいて愛おしさを感じます」(「キャプテン村社」さん)

Jタウンネット記者は、この六地蔵の由来について、鴨川市役所に問い合わせてみた。
郷土資料館の学芸員は、「この六地蔵には何の記録もなく、残念ながら詳しいことは分かりません。地元の人々に長く伝承され、信仰されてきたものでしょう」と答える。
バス停近くには、大山千枚田の他にも、前出の名工・波の伊八が手掛けた竜の欄間が飾られている大山不動尊(車で10分強)、無印良品が運営する都市と農村の交流拠点「里のMUJI みんなみの里」(車で5分程度)など、観光施設もあるそうだ。長狭街道沿いには、古民家カフェもあるらしい。
南房総を訪れたら、ちょっと「六地蔵」に立ち寄ってみてはいかがだろう。