日本は子どもを産みやすい国・育てやすい国に「近づいていない」実感ワースト1 (2/3ページ)
実際に、子どもがいる2,120人に、昨今の物価高の子育てへの影響を聞くと、81.7%の人が「物価高により、子育て費用に不安」を感じ、59.2%の人が「物価高のため、子どもにかかる食費や衣料費などの基本的な生活費を控えている」と回答しました。物価高が実生活や心理面に影響し、子育てに対する不安が増していることがわかります。
出産が前向きになったのはパパなど身近な人からのサポート
子どもが2人以上いる人に、2人目以降の出産に対して、自分の気持が前向きになれたサポートについて聞きました。すると、「配偶者の家事や育児への参加」(27.5%)や「配偶者以外の家族による家事や育児のサポート」(25.0%)との回答が上位を占めました。
反面、国や自治体の出産・子育て支援制度に対する全体的な印象を質問すると、「制度が続くか不安があり、将来の不安解消にならない」(女性59.1%)「支援制度が増えるのは嬉しいが、出産の後押しになると感じていない」(女性54.7%)と半数以上の女性が回答。
男女別で見ると女性のほうが制度に対して強く不安を感じていることがわかりますが、総じて国や自治体の出産・子育て支援制度は「出産の後押しにならない」と考えていることが明らかです。
子どもがいることで「これまで感じたことのない感動や喜びを体験できる」
既婚男女のうち子どもがいる人に、子どもがいることによる良い変化を聞いた質問では、「これまで感じたことのない感動や喜びを体験できるようになった」(44.7%)が最も多く、次いで「家事や仕事の手際が良くなった」(25.2%)という回答が上位に入りました。