令和では通じない?今では姿を消した「昭和の習慣」 (2/2ページ)

新刊JP

◾️子どもから老人まで「餅まき」に群がった

まだ一部地域で残っている風習だが、昭和の時代は新しい家を建てる際に、厄払いのためにまだ骨組み状態の家の屋根から、大工さんが餅やお菓子、お金などを撒き、地域の人々がそれを拾う「餅まき」という行事が行われていた。地域によっては「建前」「もち投げ」といった異名もある。

おそらく全国的な風習ではなかったはずだが、それでも広く行われていた。当然、お餅もお菓子も、争奪戦になる。子どもから大人、お年寄りまでが宙を舞う様々な物品に群がり、押し合いへし合いして確保するのである。

育った場所によっては昭和時代を知っている人でも体験したことがない行事かもしれないが、この餅まきが楽しい思い出として記憶に残っている人も多いはずだ。

昔を懐かしむばかりでは前に進めないが、子ども時代、青春時代の思い出は前に進む糧にもなる。

今よりもだいぶ不便で騒々しくて、時に不潔だったり乱暴だったりもしたけれど、のどかだった昭和の時代。この時代を知っている人ならば、誰もが本書から、様々な記憶を呼び覚まされるに違いない。

(新刊JP編集部)

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