2024年第1四半期ファウンダリーグローバル市場の売上を発表 (3/4ページ)
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図2: ファウンドリーグローバル市場シェア
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMzkyODEjNzc3NDVfVVdETmlJY0trdy5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社Foundry Quarterly Tracker Q1 2024
※Samsung Foundryによる外部顧客向け売上は別計算 (推計額)
※※関連企業HLMC (FAB5/6)含む
SMICの四半期業績は市場の期待を上回り、同社は2024年第1四半期にファウンダリ―グローバル市場売上シェアにおいて、初めて第3位に入りました。中国で、CIS(CMOS画像センサー)、PMIC(電源管理)、IoT、DDIC(ディスプレイドライバー)を始めとするアプリケーションでの需要が回復してきたことが原因として考えられます。SMICは、広い領域で在庫積み増しがみられることから、第2四半期も成長が続くと予想しています。前回の同社の投資家向け説明会では2024年は一桁台半ばの成長としていましたが、10%台半ばの数字の可能性も出てきたと考えられます。
UMCとGlobalFoundriesは、家電とスマートフォンの需要は底入れしたという見解です。一方で自動車業界に対する見方は分かれており、UMCは当面は動きがないとしていることに対し、GlobalFoundriesは2024年第2四半期には売上が上昇基調になるという見解を出しています。
2024年第1四半期を通じて、歩みは遅いものの需要の回復があちらこちらで見られるようになっています。流通在庫は、ここまでの数四半期にわたる調整の結果、正常化しスリムになっています。2024年のファウンダリ―業界の成長を支えるのは、強力なAI需要と、他の領域における最終製品の需要のゆるやかな回復とになると考えられます。