935年勃発説は時代遅れ!?「平将門の乱」が起きた本当の理由と最新の学説を紹介【前編】 (3/3ページ)

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平将門の像

現在五十代の方で、子供の頃に読んだ人も多いと思われる『学習漫画「日本の歴史」』という本があります(考証・解説和歌森太郎、作画カゴ直利、集英社)。

これによると「都にのぼって検非違使になろうとしたが、田舎者扱いされて拒否された」ため、恨みをのんで関東にもどって乱を起こした、と書かれています。

しかしこれは『神皇正統記』や、その影響を受けたと思われる『日本外史』などに見られる逸話で、信憑性に欠ける物語です。

さらにNHK大河ドラマ『風と雲と虹と』では、周囲の豪族たちに担ぎ上げられた(新皇に祀り上げられた)将門という演出も見られました。

しかしこのあたりも想像の域を出ません。詳しくは【後編】で解説します。

参考資料:浮世博史『古代・中世・近世・近代これまでの常識が覆る!日本史の新事実70』2022年、世界文化社

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