AI・SDGs・DX・EC……今年上半期、企業発表で増えた/減ったキーワードは? (2/3ページ)
■2024年上半期注目キーワード|「EC」はTOP10から21位に
2023年の同期と比較して、キーワード件数や順位に注目するべき変動があったキーワードを紹介しています。
◇「EC」
2023年:10位(2,736件)、2022年:9位(2,511件)とTOP10常連であった「EC」です。コロナ禍に実店舗で販売が難しくなった食品や飲食店がECに活路を見出して2020年以降で発表が増えました。
しかし、2024年上半期は21位(2022件)と大きく順位を落としました。総合ランキングでも言及したように、「旅行」「観光」といったリアルなお出かけが可能になったことで、落ち着いた影響と考えられます。一方で、「DX」のようにその有益さから引き続き活用されることが予想されます。
このリアルな体験が解禁されたことによる傾向は、ビジネス領域でも同様の影響が見られ、出典や開催をはじめとする「展示会」のキーワードが2023年:857件から2024年:1,061件と200件超のキーワード件数が伸びています。
◇「SDGs」
続いては、聞き馴染むようになった「SDGs」に関連したキーワードの傾向について。
2021年から国内のビジネスにおいても注目されキーワードの件数も増えていき、2022年は年間を通じて総合でも1位となった「SDGs」は、「サステナブル」や「脱炭素」など関連するキーワードも件数も増えていました。
特に今後発表件数の増加が期待されるのが「カーボンクレジット」です。2024年上半期には124件の発表があり、前年同期(42件)から約3倍に増えています。
東京証券取引所が2023年10月11日に正式にカーボン・クレジット市場を開設し、2026年からの本格稼働に向けて、関連するサービスやセミナーなど今後の企業活動が増えてくると考えられます。
◇「合理的配慮」
今年の4月1日から事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されました。各社から関連サービスの提供や導入など、これに合わせた事業活動の発表が増えています。