海辺で動画を撮ろうとしたインドの大学生、クルマを水没させて逮捕される

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海辺で動画を撮ろうとしたインドの大学生、クルマを水没させて逮捕される
海辺で動画を撮ろうとしたインドの大学生、クルマを水没させて逮捕される

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image credit:X @kumarmanish9

 先日、リール動画撮影のために、命をかけてしまったインドの若者たちを紹介したばかりなんだが、そんなインドでまたしても、動画を撮ろうとして世間をお騒がせしてしまった若者たちが現れた。

 インドは人口も多いし、その分無茶なことをやる若者たちの母数も多いってのもあるんだろうけど、さすがに自動車で海に突っ込むなんて無謀な真似をしちゃったら、自分たちが後悔する以外の未来が見えないんだよ。

・リール撮影のために車で海に突っ込んだ結果
 インド西部、グジャラート州の海沿いの街ムンドラで、地元の大学生カラン・ソラティヤ(23)とパレーシュ・ソラティヤ(23)の2人が逮捕された。

 2人の容疑は、リール動画を撮影するためにマヒンドラ&マヒンドラ社のSUVで海に突っ込んだこと。どうやら彼らの頭の中には「車が海水に浸かるとどうなるか」だとか、満潮だとかという概念がすっぽ抜けていたらしい。

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・村人に助けられ、警察のご厄介に
 事件を担当したムンドラ警察署のナレンドラ・ジャデジャ警部補は、当時の様子を次のように振り返る。
結局彼らの車は2台とも海の中に取り残され、最終的に2人は近所の村人に助けを求めたんです。村人たちはトラクターを使って、車を水から引き上げてくれました
 だが海水に浸かった車はエンジンが故障して動かない。2人はそのまま、現場から逃走してしまった。

 そのせいで彼らは警察に通報され、インドの刑法および自動車法により逮捕されることになってしまったわけだ。 ・インドのネットコミュニティでも呆れられる
 インドの若者にとってステータスシンボルでもある愛車はおシャカになり、前科までついてしまった彼らの将来が心配ではあるが、最近は動画撮影時のトラブルが多発していることから、今回の顛末を知ったインド人の反応も辛らつである。
・高性能な車に乗る資格のない人間も確かにいるってこと

・金持ちな親が子供を俗物に育てると、結局は大惨事が待ってるってことだな

・こういうリールにはもう、何らかの処罰を設けた方がいいよ

・海の力を過小評価したんだね

・誰かの命を助けるためにも、車を回収しない方が良かったんじゃない?
 呆然と海の中で立ち尽くす2人。ここまで海水に浸かってしまったクルマが不憫でならないよ。

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 インドでは2年前にも、ゴアのビーチで無謀運転をしているSUVが撮影され、問題になったことがある。

 この運転手は借りたクルマを乗り回した揚げ句に水没させてしまったとして、最終的には被害届が出されたそうだ。  ところでインドでは長い間「アンバサダー」という国民車の独占状態が続いていて、1980年代にマルチ・スズキがコンパクトカーの生産を始めるまでは、車と言えばアンバサダーだった。

 このアンバサダー、タクシーとかファミリーカーとしてならいいんだけれど、若者がスピードを楽しむような代物じゃない。

 1990年代になってマルチ・スズキの自動車が出回るようになって、世界標準の自動車文化がインドにも登場したわけだが、アンバサダーしか知らなかった庶民からは、「加速が早過ぎて怖い!」と返品が相次いだなんて話もよく聞いたものだ。

 タクシーと言えばこれだった、アンバサダーはこんな自動車。[画像を見る]  現在では今回のマヒンドラ&マヒンドラをはじめ、前述のマルチ・スズキやタタ・モーターズなど国産の自動車メーカーも育ってきており、車やバイクを愛する層も着実に増えているわけで……。

 今回の騒ぎが教訓となって、愛車で海に突っ込むなんていう真似をする人が少しでも減ることを祈りたいぞ。

References:2 college students drive Mahindra Thar into sea to make reels, get stranded in water / written by ruichan/ edited by parumo



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