儀式で呪文を唱える際に使用されたオーストラリア最古の魔法の杖が発見される (2/5ページ)
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クロッグス洞窟で見つかった棒のひとつ / image credit:Monash University; the Gunaikurnai Land and Waters Aboriginal Corporation・炉と加工された木の棒は何世代にもわたり使用されていた
木の棒はどちらも切ったり削ったりされて滑らかになっていて、明らかに人の手で改造されていた。
材質はどちらもオーストラリア原産の松の仲間であるモクマオウの木で、未知の物質が付着していた。
サンプルの分子を識別できる質量分析法でこの残留物を分析したところ、脂肪酸が検出され、動物または人間の脂が塗られていたのではないかと思われる。
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クロッグス洞窟の儀式用の棒の一部を覆っていた脂肪酸から採取した 11,000年前の脂質残留物を400倍の倍率で撮影 / image credit:Monash University; the Gunaikurnai Land and Waters Aboriginal Corporation
炉のそばに食べ物の残骸がほとんどないこと、それぞれの炉のそばに滑らかに加工された棒が1本ずつ置かれていたこと、棒に脂のようなものが付着していたこと。
これらの事実から、この1万2000年前の遺物は特定の儀式のために使われ、最終氷河期の終わりから1600年前まで受け継がれてきたものではないかと結論づけられた。