2024年第1四半期ウェハー製造装置(WFE)グローバル市場における売上を発表〜高いメモリー需要と中国向け出荷増がメーカートップ5社の売上の落ち込みを緩和〜 (2/4ページ)
図: ウェハー製造装置(WFE)世界トップ5社売上・2023年第4四半期と2024年第1四半期比較
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNDE2OTEjNzc3NDVfbm1XWEVCT1hjUy5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社Wafer Fab Equipment Manufacturers: Q1 2024 Performance and 2024 Outlook
カウンターポイント社シニアアナリストAshwath Rao氏は次の通り述べています。
「2024年第1四半期は、メモリーの売上が著しく増加し、これはこの業界が底入れして2024年下半期に力強く回復するサインと考えられる。短期的には市場の見通しが不透明なものの、回復基調は第2四半期も継続し、下半期には回復が加速するとみている。前四半期と比べて、第1四半期の受注は下がっているが、今後は堅調だろう。米国では助成金があるし、線幅2nmのプロセスが2025年には立ち上がるからだ。その先にはAIがあり、AIに合わせて技術が進化するため、半導体メーカーにとってAI対応は最優先事項になっている。PC、スマートフォン、サーバーへのAIの搭載が進むことで、それが装置メーカーにとっても売上成長を促す。もっとも、そのための戦略投資が必要のため、それが2024年の利益率に多少の影響は出るだろう。いずれにせよ、こうして業界の状況が安定してくれば、2025年の力強い回復に繋がるだろう。」
また、Rao氏は、中国市場に関して次の通り述べています。
「2024年第1四半期に中国向けの売上が伸びたことが他地域での売上減を埋め合わせた形となった。中国はDUV(深紫外線レーザー)の装置を主に買い、マルチパターニングなどの技術をうまく使って最先端プロセスノードを実現している。