人生で2度、人は44歳と60歳の時に劇的に老化が進むことが判明(スタンフォード大学研究) (2/3ページ)

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個人差を考慮すると、40代半ばと60代前半くらいだという。

 60代前半の変化は、スナイダー博士らにとってそれほど意外なことではなかったという。なぜなら、この時期になると加齢に関連する病気にかかりやすくなるからだ。

 だが40代半ばでの変化は少々意外だったようだ。

 そのため最初は、女性の閉経や更年期が影響しているのではないかと疑われた。ところが同じような変化は、40代半ばの男性にもあることが判明した。

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photo by iStock・40代半ばと60代前半になったら気を付けるべきこと
 40代半ばと60代前半での変化は、まったく同じではない。

 たとえば40代半ばでは、アルコール・カフェイン・脂質の代謝、心血管疾患、皮膚・筋肉に関係する分子の数に大きな変化がみられた。

 これに対して60代前半で大きく変化したのは、炭水化物・カフェインの代謝、免疫の調節、腎機能、心血管疾患、皮膚・筋肉に関連する分子だ。

 こうした変化の中には、単純に加齢によって起きるというよりも、その年齢にありがちなライフスタイルや習慣が関係している可能性があるものもある。

 たとえば40代半ばは大きなストレスを受けやすいライフステージでもあり、そのために飲酒量が増えることがある。これがアルコールの代謝機能を低下させるのかもしれない。

 だが原因が何であれ、実際に大きな変化があるのだから、40代と60代になったら健康に気を付けるべきであろうことは確かだ。

 たとえば40代半ばになったら酒に弱くなっていることを自覚して酒量を減らす方がいいだろうし、60代になったら少し運動をして衰えがちな心臓や筋肉を鍛えてやるのがいいだろう。

 スナイダー博士は「健康なうちにライフスタイルを調整すべきでしょうね」と述べている。

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