親知らずは抜いたほうがいい? 症状がなければ抜かなくて良いという判断は正しい? (4/4ページ)

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出典:Wangら. External root resorption of the second molar associated with mesially and horizontally impacted mandibular third molar : evidence from cone beam computed tomography. Clinical Oral Investig 2017 ; 21(4) : 1335-1342
・第二大臼歯と第三大臼歯の直接接触が認められる場合、無視せず積極的な経過観察もしくは予防的抜歯が推奨されます。
・35歳を超える年齢は第二大臼歯歯根外部吸収のリスクです。

親知らずの抜歯は若いうちに

以上の論文が示すように、下あごの親知らずの多くは、将来的にむし歯や智歯周囲炎(親知らずの痛み・腫れ)になることが報告されています。
歯科医師や歯科衛生士は、どちらのリスクも患者さんにしっかり説明する必要があります。いつか症状が起こり、抜かざるを得ない状況になるリスクが高いことを踏まえた上で、親知らずを残すかどうかの判断をすることが重要です。
最後に、抜歯は若ければ若いほど(高齢と比較して)容易であり、加齢とともに難易度が上がります(後日詳細を記載予定)。60歳、70歳で抜かざるを得なくなった時に、体が健康である保証はありません。
個人的な考えですが、結果的に抜くことになるのなら、若いうちに抜いておくことをお勧めします。

記事執筆
東京新橋歯科口腔外科
院長 畠山 一朗
https://tokyo-oyashirazu.com/

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