「彼氏に会いに行った帰りに乗った夜行バス。寂しすぎて周りの人に話しかけたら...」(香川県・40代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:30年前の女子大生さん(香川県・40代女性)
その日、夜行バスに乗っていた彼女は他の乗客に"不躾なお願い"をした。
すると、サラリーマン風の男性が......。
<30年前の女子大生さんの体験談>
29年前、四国に住む大学生だった私は、横浜に住んでいる彼と遠距離恋愛をしていました。
当時はお金もないため、10時間ほどかかる夜行バスを使って会っていました。
寂しくて、苦しくて...初めて横浜に行ったときは、楽しい時間を過ごした帰り道、バスに乗ってすぐに寂しさからか具合が悪くなってしまいました。
周りにいた方に、すみませんと声をかけ、「実は遠距離で帰るところなのですが、寂しくて苦しくてお話をしても構いませんか?」とお願いしました。
不躾なお願いにもかかわらず、サラリーマン風の落ち着いた男性がお話をしてくださり、近くにいた女性も会話に参加してくれました。
おかげで心が軽くなり、無事に眠気も起きてきました。そう話すと「良かったねぇ」と笑ってくれた事を覚えています。
その時の彼とはお別れしましたが、今でもあの時のお願いを聞いてくださったお二人を思い出して幸せな気持ちになります。
ありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)