人口減・過疎化・設備不足に直面する”へき地”医療の未来を、現役の臨床医が語る!オンライン診療のリアルな活用事例などがわかる公開講座を、三重県鍼灸会館で開催 (2/3ページ)

バリュープレス

そこで三重県鍼灸師会では、課題解決の糸口として、へき地医療の実態や医療資源である鍼灸師に着目しました。医療設備が十分とはいえない状況で、医師はどのように診察・治療を行っているのか、オンライン診療はどのような形で行われているのかを学ぶため、へき地医療に従事する医師を招いた研修会・講座を開催します。


■「医師を配置すること」から「どのように医療を届けるか」へのシフトチェンジが加速
講師は、鳥羽市立神島(かみしま)診療所の所長を務める小泉 圭吾先生です。神島は、鳥羽港から約14キロメートル北東にあり、へき地に指定されています。周囲わずか4キロメートルほどの小島ですが、三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台として有名です。階段や坂道が多く高齢者には住みにくいと思われる環境ですが、住民の方々は島に愛着を持ち、元気に日々を送っています。小泉先生は、神島で人生を全うしたいという住民の希望に応えるため、神島での医療提供に尽力されています。

神島では若者の流出によって高齢化が進み、現在では人口のほぼ半数が65歳以上となっています。人口減少と高齢化はへき地医療に共通する背景。近年の医療政策では「医師を配置すること」から「どのように医療を届けるか」へ、方針の転換が始まり、オンライン診療をはじめとする新しい技術の活用が進んでいます。

十分な医療設備がない場所での医師の診断・鑑別方法や工夫を学ぶことは、鍼灸師の臨床の現場においても極めて有意義でしょう。また、へき地・過疎地など、慢性的に医療が届きにくい地域があるほか、自然災害によって避難生活を強いられ、一時的に医療のアクセスが困難になるケースも珍しくありません。そうした状況下で、鍼灸師は医療資源として大きな役割を果たすと考えられます。講座では、これからの医療を考えるとともに、今後の鍼灸師のあり方についてのヒントも紹介。講座の後は、フリートークができる茶話会も予定しています。へき地医療に関心のある鍼灸師や医療関係者の方々に、ぜひ参加していただきたい講座です。

「人口減・過疎化・設備不足に直面する”へき地”医療の未来を、現役の臨床医が語る!オンライン診療のリアルな活用事例などがわかる公開講座を、三重県鍼灸会館で開催」のページです。デイリーニュースオンラインは、神島僻地診療鳥羽市鍼灸師会オンライン診療ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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