2024年上半期スマートフォングローバル市場におけるIDH・ODMによるスマートフォン出荷量を発表〜前年同期比6%増加し、Longcheerが市場をリード〜 (2/3ページ)
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カウンターポイント社
Longcheerの勢いは止まらず、今年上半期に前年同期比50%の出荷増を達成した。Longcheerの大躍進は中国のスマートフォンメーカー各社、特にXiaomi、Huawei、Motorola、そして、Samsungの出荷が好調なことにある。その中でもXiaomiは同社にとっての重要市場である中国、インド、カリブ・中南米、中東・アフリカで業績を回復している。Huaqinは今年上半期にスマートフォンの出荷こそ減少したものの、ウェアラブル、PC、サーバーの受注は天井知らずの状況だ。下半期にはスマートフォンの受注も増加するだろうと考えられる。Wingtechも出荷が減った。こちらは中国における同社の主要顧客であるスマートフォンメーカーの出荷落ち込みに引きずられた。全体として、これらのODM3社で、ODMによる上半期の出荷全体の3/4を占めている。」
また、カウンターポイント社シニアリサーチアナリストPrachir Singh氏は次の通り付け加えています。
「ティア2のODM・IDH企業の中では、Tinnoがランキングを維持し、出荷の伸びは8%だった。TranssionとLenovoの好調に支えられた。とはいえ、Mobiwireがティア2の中では最も成長著しく、前年同期比で50%伸びている。これはTranssionグループの出荷の伸びによるもので、Transsionグループへの出荷はMobiwireの出荷全体の2/3に達している。CHINO-Eも、HuaweiとHONORの伸びに支えられて、二桁成長を果たした。これ以外のODM・IDHで出荷を伸ばしたのはFortuneshipとSprocommだ。」
カウンターポイント社ではスマートフォングローバル市場における出荷量は、主に新興国市場が原動力となって、2024年全体で前年比5%伸びると予測しています。また、スマートフォングローバル市場におけるODM・IDHの比率は、2024年は41%前後の比率を維持すると予測しています。5Gスマートフォンの普及は、低価格帯機種への搭載を通じて今後も伸びると考えられ、この低価格帯ではODM・IDHが大きな役割を果たすとみられます。