伝説の仏師・運慶のギャラは天井知らず!国宝級の彫刻家が求めた報酬は想像以上の莫大さだった! (2/3ページ)
ところが、実は運慶が莫大なギャラを要求していたことを伺わせる記録が残されているのです。それは、岩手県平泉で、藤原基衡が作製を依頼した時のことでした。
莫大なギャラ平泉といえば、今では金色堂の中尊寺が有名ですが、中尊寺に勝るほどの規模を誇った毛越寺という寺院があります。
この毛越寺の建立(再建とも)のさい、藤原基衡は、運慶に本尊の薬師如来像と12神将像の製作を依頼しました。その報酬として、基衡が運慶に支払ったギャラは以下の通りです。
・金100両
・鷲の羽100尻
・アザラシの皮60余枚
・安達郡産の絹100疋
・希婦の細布2,000端
・糠部郡産の駿馬50頭
・白布3,000端
・信夫郡産の毛地摺1,000端
どんなアイテムなのか、ちょっと想像がつかないものもあるかも知れませんが、質・量的にかなり莫大なものだったことは想像に難くありません。
実際、現在の金銭価値に換算してもいくらになるか見当もつかないほど、莫大なギャラだと言えるでしょう。