先陣決め、縁起かつぎ…戦国時代にどんな武将も大切にしていた「出陣の儀式」をご紹介 (2/3ページ)

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武田信玄(Wikipediaより)

こうした先陣の選出をはじめ、戦国時代の出陣式は非常に重要な儀式でした。

出陣式がうまくいけば兵の士気は大いに上がり、逆に不吉なことをしでかすと兵に不吉な予感が伝染し、士気はみるみる落ちました。

そのため、出陣式にはことのほか気が使われ、易に通じる軍師が儀式を荘重に執り行ったといいます。

出陣式は、城内や神社で、東か南を向いて行われました。とくに北は避けられました。死者を北枕に寝かせるところから、縁起の悪い方角とされていたからです。

出陣の儀式

こうした儀式では、まず主将が酒を三度注いでもらって飲み干す「三献の儀」を行います。

酒肴には、一杯目には勝栗、二杯目には打鮑、三杯目には昆布が用いられました。「打ち勝って喜ぶ」と縁起をかついだのです。

それらがないときは「人切れ」という意味で、漬物一切れが使われました。

三献の儀は現在は「三々九度」として知られている

三献の儀式が終わると、主将に兜や鎧を着せます。

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