実は通貨が5回も切り替わっていた戦後の沖縄!人々が味わった経済的混乱と苦境とは? (2/3ページ)

Japaaan

B型軍票、通称「B円」(Wikipediaより)

当時の沖縄の人々は、きっと「いい加減にしろ」と思ったに違いありません。

アメリカドルへの切り替えは、おそらく外資を導入したり外資系企業を誘致するなどして沖縄の経済を復興させようという狙いがあったのでしょう。

しかし思惑通りには進まず、輸出産業のない沖縄では貿易による赤字が増大。結局、ドルは流出するばかりでした。

返還後にはインフレ

ご存じの通り、沖縄の施政権が日本に返還されたのは1972(昭和47)年のことです。

当然、通貨もドルから円に切り替えられましたが、これは沖縄の人にとっては重大な問題でした。

何故かというと、前年にはドルに対して円が切り上げられて1ドル360円だったものが、今度は308円になり、あげく返還の翌年には変動為替相場制に移行してしまったからです。

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