ブリーチによるダメージも怖くない! 2025年のヘアケア新常識は“髪のインナーキュア”!?
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2025年2月17日、都内にてネイチャーラボ研究開発部門「セルラボ」がメディアに向けて「新成分 / 新処方説明会」を開催しました。ネイチャーラボといえば、「ダイアン」シリーズに代表される、ヘアケアブランドを多数展開しているメーカーです。
今回の発表会ではヘアケアトレンドの変遷とともに、今後注目されると予想される「髪の深層ケア」について解説されました。
■ヘアケアのトレンドは「根本からの悩み解決」「深層からのケア」へ
コロナ禍を経験して自分と向き合う時間が増え、ヘアケア成分について詳しくなっているユーザーが増えています。「自分に合ったものを選びたい」「より効果のあるものが欲しい」そんな思いから、ヘアケアアイテムを新たに購入する時に長い時間をかけて吟味している読者も多いのではないでしょうか。
さらに、自分らしさを大切にする時代の流れに伴い、髪型や髪色も自由度が増している現代では、ヘアカラーや縮毛矯正、パーマなどによる髪のダメージが気になっている人も増えており、髪を根本からケアしたいというニーズの高まりも感じられます。
そんな今の時代にぴったりなのが、ネイチャーラボ研究開発部門「セルラボ」が開発した「分子レベルリペア処方」なんだとか。
■「分子レベルリペア処方」でダメージを深層から補修
「ダイアン」や「リッツ」などを展開するネイチャーラボの研究開発部門「セルラボ」は、国内外の研究機関と連携してエビデンスのとれた新規性の高い独自処方等を開発しています。
今回発表会された「分子レベルリペア処方」もその一つ。これまで難しいとされていた髪のキューティクル内の深層(コルテックス内部)ケアに着目したもので、毛髪の繊維一本一本の分子を結合させるのだそう。
分子レベルリペア処方では、髪の毛の主成分であるケラチンと同じアミノ酸で構成されたペプチド「ミルクシスルペプチド(※1)」が採用されており、これが切断された毛髪繊維を修復してくれるのだとか。これにより、引っ張る力や熱によってダメージを受けた髪を根本からケアし、健やかな状態へ導きます。
■使った翌日には手触りの違いを実感!? 使う度、健やかな髪へ導くアウトバスケア
分子レベルリペア処方はすでにいくつかの製品で採用されており、いずれも好評を博しています。
一つ目はアメリカ、台湾、香港、マレーシアの4カ国で展開されている「Nature Lab. TOKYO」の「KISEKI Molecular Masque」。海外でのみ販売されている製品ですが、最初に発売されたアメリカでは多くのメディアやインフルエンサーに紹介され、ヘアケア市場で大きな話題となっています。
日本で購入できるものとしてはマツキヨココカラ&カンパニーのプライベートブランド「MQURE」の「モレキュラー リペア ヘア セラム」(50ml 3,190円、15ml 1,078円)も分子レベルリペア処方が使われている製品のひとつ。
こちらはマツモトキヨシ、ココカラファインで手軽に購入できるということもあり、発売から2025年1月時点でシリーズ累計販売60万個を突破。クチコミサイトでの評価も高く、今後も目が離せないアイテムです。
さらに、パーソナライズヘアケアを提案する「MEDULLA」とも共同開発をしており、ブランド史上最高峰のダメージケアとして発売された「HYPERLINK SERUM」(55ml 5,280円)にも分子レベルリペア処方が採用されています。
分子レベルリペア処方は濡れた髪の方が吸収しやすいため、いずれのアイテムも髪に塗ってから4分ほど置いてから髪を乾かし始めるのがポイント。今回ご紹介したアイテムを使う時はぜひ意識してみてくださいね。
■ハイダメージもうねりも。内側から修復してしなやかな髪へ
分子レベルリペア処方は「ダイアン」などネイチャーラボが日本で展開するブランドのアイテムではまだ使われていませんが、今後に期待できそうです。
まずはすでに販売されているアイテムで、分子レベルの深層ケアを体感してみてはいかがでしょうか。
※1 オオアザミ種子エキス
(取材・文:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)