『美容室』倒産 過去最多を大幅更新 「人手不足・コスト高・競争激化」の三重苦状態… (2/2ページ)
家計における節約志向の強まりも背景に、事業者からは「パーマネントなど高単価の施術メニューが厳しい」といった声も聞かれる。
そのため、都市部では顧客獲得のために割引クーポンを発券するなど、実質的な値下げ競争も発生。
全体の6割が業績悪化なお、2024年度のカット代(全国平均、12月まで)は約3,700円と、5年間で約4%の増加にとどまり、コスト上昇に見合うサービス料金の引き上げは難航している。
こうした情勢を背景に、美容室の24年度業績(2月までの判明分)は約3割が赤字経営となったほか、前年度からの「減益」を含めた「業績悪化」の割合は6割を占めた。
コロナ禍で業況が急激に悪化した2020年度(73.5%)に次ぐ高水準を記録するなど、美容室の経営環境は厳しい状態が続いている。