男装の女剣士!江戸時代、女でありながら家督を継ぎお家再興を成した剣術家・佐々木累の覚悟 (2/3ページ)
絹本著色土井利勝肖像画/Wikipediaより
しかし、慎重に婿を選び過ぎたことにより、父は病没してしまいます。その後、佐々木家には後継者がおらず、断絶してしまいました。必然的に累は浪人となってしまうのでした。
なぜ累が家督を継げなかったのかいうと、当時の体制である幕藩体制では、家督相続者は男子であることが自明の理とされていたからでした。
その出で立ち、まさに異装!浪人となった累は故郷の古賀藩から浅草まで赴きます。そこで累は剣術道場を開き、武芸指南を始めます。父仕込みの剣術が評判を呼び、多くの門下生が累のもとに来ました。
他にも評判をさらったのが累の服装でした。外出時、累は大小2振りの刀を差し、佐々木家の家紋四つ目結が刻まれた黒縮緬の羽織、笄分け(こうがいわけ)の髪型という出で立ちでした。
四つ目結の家紋/Wikipediaより
それで江戸の町を歩いていたので、個性的かつ「異装」の身なりが話題性を呼びました。