主演・石橋静河、2026年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)は「ブラッサム」に決定!

2026年後期に放送されるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)が、「ブラッサム」に決定しました。
NHK公式サイトより第115作目となる連続テレビ小説は、明治、大正、昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代さんをモデルとした物語「ブラッサム」に。脚本を担当するのは櫻井剛さん。
宇野千代(1897~1996)山口県の岩国に生まれ、23歳で懸賞小説に応募し、当選。作家としてデビューする。上京し、作家として活躍しながら、1936年には、ファッション雑誌「スタイル」を創刊。エッセイやコラムなど人気を博すも、戦争の激化とともに廃刊を余儀なくされる。終戦後、「スタイル」を復活させ、さらに着物のデザインや販売も始める。1957年に代表作である「おはん」が野間文芸賞を受賞。85歳で自伝的小説「生きて行く私」を刊行し、100万部を超えるベストセラーとなる。
主人公・葉野珠(はの・たま)役は、石橋静河さんに決定。連続テレビ小説への出演は、2018年の『半分、青い。』以来二回目となります。また、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や、昨年のドラマ10「燕は戻ってこない」にも出演されています。
物語明治三十年(1897年)、主人公・葉野珠(はの・たま)は山口県の岩国に生まれました。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と後妻である継母によって育てられました。女学校を卒業後、代用教員として働き始めますが解雇され、故郷の岩国を追われることになります。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開きます。
しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。
大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金…と、珠は、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合います。そうした中で、小説家として花を咲かせるのです。時には敵を作り誤解され、傷つけ傷つきながらも、自由を求めて生きることに正直であり続けた珠は、小説に思いを忍ばせることで、読む人に「幸せ」を運んでいくのです。
連続テレビ小説『ブラッサム』は、2026年秋に放送予定です。
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