映画「国宝」で歌舞伎に興味を持ったあなたへ!ドレスコードは?食事は?鑑賞前に知りたい超入門Q&A (2/6ページ)
当初は女性が演じていましたが、風紀上の問題から1629年に女性の出演が禁止され、少年による「若衆歌舞伎」になりましたが、若衆が売春をするというのでまたも禁止され、成人男性による「野郎歌舞伎」へと変化しました。
江戸時代(17世紀〜19世紀)歌舞伎は庶民の娯楽として発展し、江戸(東京)、京都、大阪を中心に劇場が建てられました。
この時代に、『荒事(あらごと)』と『和事(わごと)』という演技スタイルが確立されました。
荒事:勇壮で力強い演技(例:市川団十郎)
和事:繊細で情緒的な演技(例:坂田藤十郎)
また、衣装や化粧(隈取)、舞台装置などが豪華になり、視覚的にも魅力的な芸術となりました。
西洋文化の流入により、歌舞伎も変化を余儀なくされ、劇場の近代化、照明の導入、脚本の改良などが行われました。一方で、伝統を守る動きも強く、古典歌舞伎の保存が進められました。
昭和〜現代(20世紀〜現在)映画やテレビの登場により観客が減少する時期もありましたが、国の重要無形文化財に指定されるなど、文化的価値が再認識されました。