【べらぼう】こんな伏線回収が!?追放された一橋治済(生田斗真)に視聴者が思い出した「あの場面」とは?

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【べらぼう】こんな伏線回収が!?追放された一橋治済(生田斗真)に視聴者が思い出した「あの場面」とは?

これまで数々の政敵を葬り去り、将軍の父として権力をほしいままにしてきた一橋治済(生田斗真)。しかし徳川家斉(城桧吏)らに毒を盛られ、まんまと追放されてしまいました。

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一橋治済の身代わりとして、瓜二つの能役者・斎藤十郎兵衛(生田斗真)をここで登場させる展開に「そうきたか!」と多くの視聴者が驚いたことでしょう。

この展開を見ていた視聴者の中には「あの場面」を思い出し、伏線回収に膝を打った方も少なくなかったようです。果たして「あの場面」とは一体……?

「俊寛」の能面を選んだ治済。実は自身へのフラグだった!?

真蛇の面を試す一橋治済。しかし、今一つしっくりこないご様子。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。🄫NHK

少し時は戻って第43回放送「裏切りの恋歌」で、ドラマの中盤に治済が能面を選ぶ場面が挿入されていたのをご記憶でしょうか。

大広間で22枚もの能面コレクションをずらりと並べ、まずは「真蛇(しんじゃ)」の面を顔に当ててみますが、今一つしっくり来ません。

そこで選び直したのは「俊寛(しゅんかん)」の面。かつて島流しに処された俊寛僧都(※)の孤独と絶望を表現しています。

(※)俊寛僧都:平安時代末期の僧侶で、平清盛に対する謀叛の罪で鬼界ヶ島へ流刑に。やがて他の者たちが赦される中、自分だけはただ独り取り残されることになった人物です。

俊寛の面を顔に当て、その向こうで恐ろしい笑みを浮かべながら、満足げに何度もうなずく姿が不気味でした。

この場面が意味するところは、政敵・松平定信(井上祐貴)の追放。油断した定信を策に嵌め、老中の座から失意のどん底へと引きずり落とす象徴として、俊寛の面を選んだのです。

果たして一度は定信を失脚せしめるものの、本当の意味で「島流し」にされたのは、我が子・家斉に見限られた治済自身でした。

毒で眠らされたまま長櫃に放り込まれて施錠までされ、阿波国へと流されてしまったのです。

一橋治済と斎藤十郎兵衛をつなぐ「能面」

ずらりと並んだ能面。その一つ一つに意味がある。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。🄫NHK

この結果を見た視聴者たちから、さっそく感想がSNS上に投稿されていました。

「まさか43回の俊寛これが47回の伏線だったとは」

「阿波の孤島に閉じ込められて恐らく帰ってこられない治済公、そういえば能面コレクションの中に『俊寛』あったねえ。喜界島じゃ島津領だからね。」

「そうか、やっぱあの面は「俊寛」か。伏線すごっ‼︎」

「一橋治済が被っていた「俊寛」。失脚させられた松平定信の悲痛な気持ちを表していたのかと思ってたら、まさか阿波に幽閉される事になる一橋治済自身の未来を暗示してたなんて気がつくわけないよ…。すごい伏線だったわ…。」

「能『俊寛』(謀叛の罪で島流しになりただ1人許されず)→一橋治済の島流しを暗示?」

「阿波に流された治済はどんな扱いを受けるんだろう?と思ってたけど、「俊寛の能面」がその暗喩だとしたら… 島流しって基本、流して終了。なんだっけ…食料も送らないんだっけ…(俊寛は身内が食料送ってた)」

そして治済の替え玉となった斎藤十郎兵衛のリアクションについても言及されています。

「能好きの治済→替え玉は能役者の斉藤十郎兵衛で治済の能面コレクションに驚く!改めて森下脚本の凄さに驚き」

「べらぼう十郎兵衛が選んだ能面は「平太」だそうで、調べたら勝ち戦の武士を主人公にした勝ち修羅の演目で使われる能面らしく、今のべらぼう十郎兵衛そのものじゃん!ってなった。べらぼう治済が選んだ能面「俊寛」もそうだったけど、能面の選び方一つでここまで深みが出るとは。」

大河紀行でも紹介されていた通り、実際の治済も能に対する造詣が深かったようです。そこに眼をつけて、脚本では能役者の斎藤十郎兵衛を替え玉として起用したのですね。

東洲斎写楽として浮世絵を描いて欲しかった気もしますが、その期待は次週の最終回で描かれるようです。

終わりに

一橋治済の能面コレクション+自分。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。🄫NHK

今回は一橋治済が松平定信を陥れるつもりで選んだ能面「俊寛」が自身に対する流刑フラグとなったエピソードを紹介してきました。能面の一つ一つに意味があり、そうした知識を持つことでより深く味わえますね。

そんな大河べらぼうも次週でいよいよ最終回。泣いても笑っても横浜流星の蔦重とはこれでお別れ。みんな画面の前で、泣き笑いながら屁!コールがこだまするのでしょうか。

最後の最後まで、しっかり見届けたいものです。

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