新選組トップ・芹沢鴨はなぜ隊内で暗殺された?史料から見える、組織の都合で作られた悪人像 (5/5ページ)

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よって芹沢は組織運営上、厄介な存在になっていたのです。清河八郎が排除されたのと同じように、芹沢も排除することで、新選組は「幕府派」としての質的転換を図ったのでしょう。

芹沢暗殺は、新選組が会津藩と歩調を合わせるための組織改革であり、思想的対立が大きな要因だったのです。

実際の芹沢は、酒癖が悪くて粗暴な面はあったかもしれません。しかし、むしろ要人警護のプロフェッショナルとして、また組織の顔として行動していた可能性も高いです。

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参考資料:
浮世博史『くつがえされた幕末維新史』2024年、さくら舎
画像:photoAC,Wikipedia

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