2025年下期スマートグラスのグローバル市場における出荷を発表〜前年同期比139%増、Metaの市場シェアは82%に拡大〜 (4/7ページ)
地域別では、北米が引き続き最大の市場であり、2025年下期の総出荷の37%を占めました。Metaの新製品投入に支えられ、西欧は30%まで急伸しました。インドは、2025年5月のMetaの同国での正式ローンチを受けて、2025年下期に出荷が15倍に拡大しましたが、世界全体に占める数量シェアはなお2%にとどまりました。インドでは既に、B by Lenskart、Sarvam Kaze、JioFrames、QWRなどのプレイヤーが登場しており、インド初のAIグラスを投入する見込みです。一方、中国の出荷量自体は増加したもののシェアは6%に低下しました。2025年末までに中国では多数の製品が投入されたものの、多くのデバイスは比較的限定的な数量での出荷にとどまりました。
図4: 地域別スマートグラスのグローバル出荷シェア(%)・2025年下期
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出典: カウンターポイントリサーチ社 Global Smart Glasses Ecosystem & Market Trends Report, H2 2025 Update
スマートグラスのグローバル市場の目覚ましい成長は、2026年以降も継続すると見込まれます。Metaが2026年にかけて推し進める積極的な拡大計画に加え、主要な国際テック企業を含む、より幅広いOEMからの新製品投入増加が背景にあります。一方、進行中のメモリ価格上昇は、AIグラス市場にとって一定の逆風となり得ます。ただし、現行のAIグラスは相対的に粗利益率が高く、メモリコストが総コストに占める割合も小さいため、現時点では値上げの影響は限定的と見ています。