ガチャガチャは日本生まれじゃなかった!アメリカ発祥のカプセルトイが日本で大ブームになった理由

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ガチャガチャは日本生まれじゃなかった!アメリカ発祥のカプセルトイが日本で大ブームになった理由

いまや見渡せば、駅構内や商業ビルやスーパーなど、どこもかしこもガチャガチャ(カプセルトイ)だらけ!キャラクターグッズ以外にも、カメラやスニーカーなど精巧なミニチュアは、いまや「キダルト」と呼ばれる層(子供心を持った大人)や外国人の心もとらえています。

いかにも日本らしいアイテムだなぁ…と思いますが、実は日本生まれではなく、アメリカ生まれだというのは御存じでしたか⁉ 日本に上陸したのは約60年前のことなのです。

昭和時代の遊び場(イメージ、フォトACより)

カプセルトイの歴史

「ガチャガチャ」もとい、「カプセルトイ」の原型は、1907年頃のアメリカのキャンディ・ガム(ガムボールマシン)の自動販売機と言われています。当時は1セントコインでガムが出て、おまけとしておもちゃがついていたようです。
今は逆転現象が起きておもちゃ自体がプラスチックケースに入っていますね。この少しのコインで小さな楽しみを得られるという仕組みが、子供の心を刺激しました。 アメリカでは子供が泣き止むため、俗称で「シャラップトイ」とも呼ばれていたとか。

日本へは、1965年に東京・浅草で玩具問屋を営んでいたペニー商会(後のペニイ商会)によって輸入されました。米国のペニイ・キングカンパニー代表 のハードマン氏の全面協力を得て発足したとのこと。

ペニイは日本で初めてカプセルトイの機械を設置した会社として、創立記念日の2月17日を「ガチャの日」と制定しています。その後、大手企業のタカラトミーアーツがペニイの親会社になり、そのカプセルトイブランドは「ガチャ®」の商標登録を得ています。

ガチャ、ガチャガチャ、ガシャポン…呼び名の違いは?

正確な商品名は「カプセルトイ」ですが、一般的には「ガチャガチャ」と呼んでいる人が多いと思います。ほかにも様々な呼称がありますね。商標登録されている文言は下記の通り。

・ガチャ➡タカラトミーの商標登録。
・ガシャポン➡1970年代にバンダイが参入し、自社ブランドとして商標登録。
・ピーカップ➡一部地域の40、50代の子供のころの記憶に、そう呼んでいたというSNSなどでの投稿があります。

「コスモス」という玩具メーカーが名称の由来とされますが、はっきりとはわかっていません。こちらの会社は1988年2月に倒産、カプセルトイだけではなく、大型の玩具の出てくる自動販売機型のおもちゃ機などもてがけていたようです。

千円を入れると何かしらのおもちゃが出る千円自販機に似たものがありますね(個人の感想です)。※最近増えている「ガシャココ」はカプセルトイ専門店の名称です。

「ガチャガチャ」は、おもちゃが出てくる様子やレバーを回す擬音から、子供たちの間で定着し、一般的に広まった呼称です。

ちなみに日本には「ガチャガチャ協会」があります。協会があるのならば、世間的な通称は「ガチャガチャ」と認識してもよさそうです。

駄菓子屋のカプセルトイ(イメージ、フォトACより)

日本で爆発的に広まった要因の一つとして、「小銭の種類が多かったから」という意外な理由もあるのだそう。様々な値段の商品に対応できたからだそうです。最近は500円の商品が多いですが、筆者が子供のころは確かに、10円単位や100円、250円など様々なカプセルトイがあった記憶があります。動物園やデパートなどにいくと、親にねだった記憶があります…。

日本では昔から根付や豆本など小さなアイテムを楽しむ傾向が強いのではと筆者は思います。一般的な外国人はバッグやスマホなどにストラップをつけませんが、日本人は大好きですよね。それは根付や帯飾りなどからきているのでは?と筆者は推測しています。
海外でも広がる日本のカプセルトイ。ブームはまだまだ続きそうです。

参照:日本ガチャガチャ協会ペニイ

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